私の本を読まれて、感想をいただいた中に「お友達になってください」というものがあり、思わず「クスッ」と笑ってしまいました。
相手も冗談で書かれたとは思うのですが、私と友達になれば、矯正や経営へのアドバイスが、いつでももらえると思われたのではないかと推測されます。
この気持ちは、私も他の有名な人に対して同じような気持ちがない訳ではないですからとても理解できます。
しかし現実には、友人や親子など、親しい間柄においては、なかなかきちんとしたアドバイスができないものなのです。
親しい間柄においては、お互いに甘えや遠慮や慣れあいが入って、理想的な関係が築きにくいものなのです。
他人様には、お金をいただいて、それに見合った情報やサービスをお返ししなければ苦情やトラブルに発展しますが、親しい関係においては、そういう緊張感はないので、心のどこかに甘えがでてしまうのです。
それは家族の治療をする時や、身内に勉強を教えたりする時にも生じるのではないでしょうか。
仕事をする時のこの緊張感は、過度になるとストレスになりますが、ある程度はなくてはならないのです。
この緊張感がなくてリラックスし過ぎた状態では、仕事はなあなあになってきて、ミスも出てくるのです。
スタッフとの関係においても、仲良くなることは悪いことではないですが、スタッフがリラックスし過ぎている場合には、院長が意図的に緊張させる必要が出てくるのです。
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