「抜かない矯正の最新知識」目次
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短期非抜歯矯正からマウスピース矯正まで 最新の治療法をわかりやすく解説。 |
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| 第1章 抜かない矯正への道のり 第2章 抜かない矯正の進めかた 第3章 治療例 第4章 ワイヤーを使わない矯正 第5章 噛み合わせについて 第6章 歯と健康 |
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| 1,470円(税込) 桐書房 03−5940−0682 |
■ 目次
まえがき
第1章 抜かない矯正への道のり
1.いまだに多い歯を抜く矯正治療
- この本を読んで一番得する人は…
- 歯を抜くか抜かないか
2.歯を抜かない矯正にたどり着く道のり
- 矯正治療に臆病になっていた時期
- 小臼歯を抜く矯正への疑問
3.矯正歯科治療の現状
- 歯科医院で一般的に行われている矯正治療
- 「抜かない」としている歯科医院の実情
- その弊害と問題点
4.患者さんの抱える悩み
- 歯科医に捨てぜりふをはかれた患者さん
- 歯科医の技術不足で改善しなかった患者さん
- 因縁をつけたと思われた患者さん
- 治療のたびに体調不良になった患者さん
- 矯正治療に不信を感じた患者さん
第2章 抜かない矯正の進めかた
1.矯正治療の考え方
- 矯正治療と審美治療の違い
- 前歯よりも奥歯が大切
- 矯正治療の見た目の考え方
2.歯はなぜ動くのか
- 「歯が動く」仕組み
- すき間のないところへは歯は動かない
- 矯正治療のいろいろ
3.抜く矯正と抜かない矯正
- 歯を抜く矯正と歯を抜かない矯正の違い
- 歯列が小さくなるデメリット
- なぜ矯正の治療期間が短いのか
- 治療結果は全員違う
4.歯並びについて
- 歯並びは遺伝ですか?
- 出っ歯には二種類ある
- 子どもの矯正治療について
- 乳歯の歯並び治療の意味
- 後戻りについて
5.矯正治療のはてな
- なぜ歯を四本も抜くのですか?
- 歯の動かし方
- 矯正治療のデメリット
- 矯正中の転勤と結婚式
6.矯正治療と噛み合わせ
- 矯正治療で不定愁訴はすべて完治するか
- 矯正治療途中での噛み合わせについて
- 噛み合わせの悪い人は噛む力が弱い
7.矯正治療の流れ
- 矯正治療の通院頻度と一回の治療時間
- 治療の流れ
- 治療相談前の情報収集
- 矯正相談時の注意事項
- 精密検査
- 治療開始前
- 治療開始
- 治療終了(保定)
8.矯正のいろいろ
- プチ矯正
- 床矯正
- 外科矯正
9.矯正治療の費用
- 矯正治療はなぜ高い?
- 治療費の相場
- 矯正治療と医療費控除
第3章 治療例
- 治療例1 体調不良の改善を求めて(30代女性)
- 治療例2 歯並びがきれいになり症状が改善(30代男性)
- 治療例3 顎の左右のバランスを治す(20代女性)
- 治療例4 ひどい不定愁訴が改善(20代女性)
- 治療例5 開咬症例(高校生・女性)
- 治療例6 八重歯が気になって…(20代・女性)
- 治療例7 開咬で息がもれてしまう症例(20代・女性)
- その他の治療例
第4章 ワイヤーを使わない矯正
1.これまでの目立たせない矯正治療の方法
- 目立つために治療をあきらめていた患者さん
- 目立たせない矯正治療の方法
- 歯科医の立場と患者さんの立場の違い
2.ワイヤーを使わない画期的なマウスピース矯正
- 見た目重視の患者さんに最適
- インビザライン
- マウスピースで歯をどう動かすのか
3.マウスピース矯正のメリット、デメリット
- マウスピース矯正に適している人
- 歯を抜かないで治療できるメリット
- 安易なマウスピース矯正は弊害が出る
- ワイヤー矯正との治療期間の違い
- ワイヤー矯正との痛みの違いについて
4.マウスピース矯正の実際
- マウスピース矯正の流れ
- マウスピース矯正の種類
- 歯を削って矯正スペースをつくる
- マウスピースの装着時間
- 保定について
- 歯の漂白にも利用できる
第5章 噛み合わせについて
1.噛み合わせと身体の関係
- 噛み合わせ不良が引き起こす症状
- 噛み合わせの悪さと体調不良のひどさの相関関係
2.噛み合わせ治療による体調の改善
- 噛み合わせの悪さと治療の必要性
- 噛み合わせ治療の難しさ
- 噛み合わせ治療の説明は歯科医院によって異なる
- 噛み合わせ治療後でも体調の改善しない人もいる
- 噛み合わせのズレで心まで病んでいる人もいる
3.咀嚼と噛み合わせのしくみ
- 咀嚼システム
- 片側噛みの人の食べ方
- 噛み合わせの高さの合わせ方
- よく噛めと言われても…
- 噛み合わせの悪い人は食事に時間がかかる
4.噛み合わせが筋肉、骨格に及ぼす影響
- 噛み合わせと筋肉
- 噛み合わせと猫背
- 歯があることと、噛み合わせが正しいこと
5.正しい噛み合わせで得られる深い睡眠
- 歯ぎしりについて
- 眠りの浅い人やいびきをかく人にはスプリントが最適
第6章 歯と健康
1.歯は健康と深いつながりがある
- 自分の歯で美味しく食べる
- たかが歯、されど歯
- 唾液の成分と働き
- 唾液の機能
- 自律神経と噛み合わせ
- フッ素の効果と種類
2.治療から予防への意識改革の進め方
- 青年期での正しいケアを重視する
- 人生を逆算し、治療計画を立てる
- 歯のガード年代別注意事項
- 歯周病のチェックポイント
- 虫歯のタイプと歯周病タイプ
- デンタルクリーニングの勧め
- 歯根破折の原因
あとがき
「抜かない矯正の最新知識」まえがき
歯への関心の高まりとともに、矯正治療を行う人が年々増えています。
にもかかわらず、どんな治療があるのか、どのような治療が行われるのか、ほとんどわからないまま治療に取りかかっている患者さんが多いのが現状ではないでしょうか。
家を建てることは一生で一度の大きな買い物だと言われますが、矯正治療も、一生に一度しか行わない大変な治療です。
せっかく矯正治療をしたにもかかわらず、治療の結果によっては、顎間接にいろいろな問題が生じ、
「治療してから、体調がおかしくなってしまった」
「せっかく治療したのに、何年か経過したら元のようにガタガタに戻ってしまった」
など、後悔の言葉を耳にします。
また、治療途中でも、
「治療に入ったら、歯科医師の態度が急に冷たくなった」
「何を質問してもいやな顔をして、面白くなさそうにする」
「他のクリニックに転医したい」
など、歯科医師と患者さんとの人間関係のもつれで、そのクリニックの選択を後悔している人の話もよく耳にします。
矯正治療は虫歯の治療と違って治療費も高額で、治療中は外見的にも違和感も多くあり、治療途中で転医することは難しい場合がほとんどです。トラブルが発生すれば、その代償が大変高くついてしまいます。
矯正治療の結果に満足できる人と後悔する人の分かれ道は、どこにあるのでしょうか?
それは、矯正治療前に、十分納得してから治療に取りかかっているかどうかが最大のポイントになります。
「インフォームド・コンセント」といって、患者さんに十分な説明をして、同意を得てから治療に取りかかるべきだということを、歯科医師のほうが十分気をつける時代になってきていますから、患者さんは、素人としてどんどん質問をしていくべきなのです。
そして一番お勧めしたいことは、面倒くさがらずに、少なくとも三つぐらいの歯科医院で治療相談を受けて、それぞれを比較してみてください。
わかりやすい説明をしてくれるか、患者さんの声に真剣に耳を傾けてくれるか、歯科医師・スタッフの対応、クリニックの雰囲気、治療期間、治療代、歯を抜くのか抜かないのか、過去の症例を見せてくれるか、院長の人間性など、十分メモを取って比較してください。
患者さんが少ない歯科医院では、
「とにかく今すぐ治療を始めないと、将来大変なことになりますよ」
などと、患者さんに考える時間を与えずに決断させようとする傾向があります。
矯正治療は、何歳になっても手遅れということはありませんので、患者さんの危機感をあおって、急いで治療させようとするようなクリニックは、一番最初に除外してください。
この本を読んでから治療相談に行けば、歯科医師の説明もよりわかりやすくなり、正しくクリニックを選ぶことができて、矯正治療に後悔することも少なくなると信じています。
本書を読み、矯正治療をしてよかったと思える日が来ることを念願しております。










