最近は街を歩いていても、矯正装置をつけている人が多いのに気づきます。
この傾向は都会に限らず日本全国で同じような傾向があります。
矯正治療は時間も費用もかかり、体にとっても、大変重要な治療なのに、患者さんは、矯正治療に対して殆ど知識もなく、無防備な状態で治療を受けられているような気がします。
治療費一つとっても、何十万円もすることなので、もっと慎重に、いろいろと知識を持ってから治療を始めた方がいいのではないかと疑問に感じることもあります。
しかし、今、書店にいっても、素人の患者さんが読んですらすらと理解できる本がないのが残念でなりません。歯科医として長い時間が過ぎてしまうと、全てのことが専門家にとっては当たり前のことになってしまい、患者さんの立場にたってわかりやすく本を書くことも難しくなってくるのかもしれません。
私は常々、矯正治療は見た目以上に体調の不良を取り除くのにとても有効であることを訴え、実証してまいりました。
前作『噛み合わせを治せば肩こり、頭痛が消える!』(同文書院)の反応もよく、読者の方々から、矯正治療についてもっと詳しく説明して欲しいという御意見を多くいただき、今回の本の出版の運びになりました。
”美容的”な意味の矯正治療が主流の中で、”審美的”にも”機能的”にも優れた矯正治療の紹介として患者さんに、正しい矯正治療の知識を持って戴き治療にとりかかって欲しいと願いながら執筆いたしました。
どの本よりもわかりやすい本であると自負いたしております。
そして矯正治療は、治療中は結構大変ですので、その分治療後にはその何倍も何十倍も、治療してよかったと思って欲しいと願いながら毎日一生懸命治療に専念しています。
この本も読み終えた時に、「定価以上の価値があった」「治療前に読んでいて助かった」と読者の方々が思って戴ければ、私にとってこれ以上の喜びはないと思います。読者の方々が幸せな治療を受けられることをおいのりしています。







