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ブリッジ・入れ歯とインプラントの比較

インプラントイラスト ブリッジイラスト 入れ歯イラスト
インプラント ブリッジ 入れ歯

インプラント・ブリッジ・入れ歯の目的

  1. 噛めるようにする
  2. 残っている歯のかみ合わせの負担を減らして守る
  3. 歯がないところに隣の歯・かむ相手の歯が傾斜してくるのを防ぐ(かみ合わせの悪化を防ぐ)

1.はとてもわかりやすい、説明不要の目的だと思われます。2.は起床時のかみ合わせの力はおよそ体重程度、就寝時のくいしばりの時の力はそのおよそ5倍、とされています。

通常のかみ合わせでは、力は多くの歯に分散されますが、歯を失った時のかみ合わせでは、力が分散されにくく一つの歯にかかる力が強くなってしまいます。その過剰な負荷により、いろいろな問題が起きてきます。

3.は歯を失ったままにしておくと、やがてその部分に隣の歯が傾斜してきたり、かみ合う相手の歯が飛び出してきたりします。そうなると大きく歯並びが崩れてくることになり、いろいろな問題が起きてきます。

1.はとても重要なことですが、歯科の専門家としては、2.と3.の大切さも患者様にしっかりと伝えたいと日々考えています。

2.と3.に関しては患者様にはわかりにくい目的だとは思いますが、もし達成されないと、時間をかけて他の歯が歯周病にかかりやすくなったり、かみ合わせや歯並びがくずれていったりと、後に回復させるのが難しい、治したくても治せない、状態になっていきます。

特別な場合を除き、歯が失われたところには、ブリッジ・入れ歯・インプラントのいずれかを入れておかないといけないのは、噛めるようにするだけではなく、お口の中が取り返しがつかないような事態になるのを防ぐためにも重要なのです。

各処置のメリット・デメリットについて

インプラント

メリット:治療終了後に多い(長持ちしやすいetc...)

デメリット:治療終了までに多い(期間が長いetc...)

ブリッジ・入れ歯

メリット:治療終了までに多い(期間が短いetc...)

デメリット:治療終了後に多い(他の歯に負担をかけるetc...)

インプラント

・メリット

構造が天然の歯に似ている

食事しやすい・メンテしやすい・・など多くの利点を生み出します

他の歯に負担をかけない

インプラントは自立しています。他の歯には一切負担をかけません

ブリッジや入れ歯に比べて長持ちしやすい

インプラントは虫歯になりません。インプラント周囲炎に気をつければ、非常に長持ちをします。

・デメリット

治療期間が長い

いい状態で治療を終えるには、ある程度の期間は必要となります。期間を短くできる『イミディエイトローディング(即時加重)インプラント、日帰りインプラント』や『ハイドロキシアパタイトコーティング(HA)インプラント』は、通常のチタンインプラントにくらべて、長期予後が悪くなりやすいというデータがありますので、当院ではまだ採用しておりません。現段階の歯科の技術においては、必要な期間はかけることが重要と考えております。

外科処置を必要とする

基礎疾患等でインプラント治療すべきでない場合があります。インプラント治療の適応症・不適応症のページをご参考ください。

歯根膜がない

歯の根のすぐ周りにあるわずか0.2ミリ程度の厚さの『歯根膜』ですが、歯にとってはかなり重要な組織です。インプラントにはその『歯根膜』がありません。そのため、『歯根膜』の微妙なクッション性がインプラントにはなく、かかる力をコントロールするのに、かみ合わせの継続的な調節が必要となります。

また、『歯根膜』から骨に血液供給がいかないので、インプラント周辺の骨は栄養不足・免疫低下に陥りやすくなります。『歯根膜』のないインプラントを長くいい状態で機能させるためには、相応の知識や技術が必要です。

治療難度が高い

どんな医院でも、どんな歯科医師でも同じようにインプラント治療できるわけではありません。それは、インプラント治療の専門性が高いからでも、治療技術が難しいからでも、ありません。

インプラント治療は『かみ合わせや矯正、歯周病等のいろいろな分野の幅広い知識、技術が要求される』からレベルの高い治療であるのです。言い換えると、インプラント治療を行うには、インプラント治療以外の治療もしっかり行っている、インプラント治療以外の知識も豊富で診断力がある、ことが必要です。

保険がきかない

現在、インプラント治療は保険適応外です。残念ながら保険適応される見通しは立っていません。ただし、医療費控除の対象にはなっております。

ブリッジ

複数の歯を削って、つながったかぶせ物を接着固定する方法。歯がないところはダミーの歯が入ります。

・メリット

治療期間短い

保険が利くものもある

・デメリット

清掃が難しい

汚れをため込みやすい

大きく歯を削ることで、神経を取ったり、将来的に虫歯を招いたりすることがある

どこかに問題が出た場合、全て撤去する必要あり

支えになっている歯の負担が大きい

入れ歯

樹脂で歯ぐきと歯を作り、他の歯に金属などで引っかける方法。

・メリット

治療期間短い

保険が利くものもある

取り外し可能

・デメリット

見た目がよくない(設計などにもよります)

メインテナンスが面倒(人によります)

かむ能力が低い(天然の歯の1/10程度)

食べかすが入りやすい

粘膜に傷を作ることがある

壊れやすい

外出先などでは十分に使用・メンテできないことがある

残っている他の歯に負担をかける

かみ合わせが安定しにくい

▼「インプラント・ブリッジ・入れ歯の違い」内のコンテンツ

  1. インプラント適応と不適応
  2. ブリッジ・入れ歯とインプラントの比較
  3. ブリッジ・入れ歯について